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zoom RSS 「井戸茶碗の魅力から探る、日本人の美意識 心に響く茶のうつわとは」

<<   作成日時 : 2017/09/02 11:30   >>

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花をのみ 待つらむ人に
山里の雪間の草の 春をみせばや


日本人は地味を愛し、不完全なものに美を見出す

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いつだったか、根津美術館で開催された「井戸茶碗ー戦国武将が憧れたうつわ」展に行った。
枇杷色と呼ばれる、果物の枇杷よりは落ち着いたベージュのような、時にグレーにも似た青みがうっすら見える、地味だが素朴で風情のあるうつわが並ぶ。
それを音声ガイドを頼りに、間違い探しのように目を凝らした。
思えば、美意識や集中力といったものを試されていたのかもしれない。

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先日、うらりんさんが熱っぽく井戸茶碗について語っていた記事を読み、そこで初めて丸山陶李先生を知り、麗香茶課の講座を拝聴した。

日々戦いに明け暮れた武士が、侘びた風情、天に向かって開いた形、身に着けている刀に似た梅花皮(かいらぎ)や高台内兜巾に、孤高な己の姿を重ねたのだろう

先生のお話の中に出てきた「傷はあっても、美しさに傷はない」という言葉にもぐっとくる。

丸山先生のお話を伺った後に井戸茶碗展に行っていたのなら、色々なことに気づけただろう。
制作過程でできる陶工の指の跡や高台にあるはずのヘラ切りの跡も!



冒頭に書いたのは藤原家隆の和歌

花は春にその美しさを開かせる
冬の間だって懸命に生きている
完全な美しさをまとっていない時こそ
命のきらめきを感じる

美意識はその国の持つ文化によって異なる
不完全なものの美しさを日本人は知っている
無造作に作られたものこそ、真の美しさをまとっている

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写真は我が家にお迎えした井戸茶碗です。






丸山陶李先生、麗香茶課スタッフの皆様、ありがとうございました。

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